間違いやすい英語: ‘job’と’work’と’office’の違い


私はよくEF English Liveの生徒から、’job’と’work’という単語の違いはなにかという質問を受けます。はっきりした違いは、’job’は可算名詞で、’work’は不可算名詞だということです。そして’work’は動詞としても使用できますが、’job’はできません。ではここで、’job’と’work’と’office’の一般的な間違え方についてご説明しましょう。

下の1.から4.までの質問ですが、あなたはどちらが正しいかわかりますか?そしてどんなふうに答えますか?

1. What is your work/job?
2. What time do you go to work/job?
3. Where do you work/job/office?
4. Where is your work/job/office?

さあ、正解を見ていきましょう。

1. What is your job?

‘job’は’work’よりはっきりした単語で、具体的な有給の仕事について話すときに使います。ですからこの質問で’job’を使っているわけですが、これに対する回答としては“I am a (job name)”や“My job is (the specific thing you do e.g. writing about English)”などが挙げられます。

2. What time do you go to work?

ここでは、誰かの具体的な仕事について話しているのではなく、誰かが何かの仕事をするために朝家を出る時間について話しています。仕事は単に一般的なもので、大切な部分は時間です。この質問には“I go to work at (time)”と答えることができます。
‘work’は他にも、“How do you get to work?”のように、毎日の仕事に関する事柄について話すときにも使えます。

3. Where do you work?

ここで選択できる単語は一つだけです。なぜなら、’work’だけが動詞としても使用できる唯一の単語だからです。この質問には“I work in central London”と回答できます。

4. Where is your office?

質問の中に’where’が含まれていますから、場所に関することだとわかりますよね。そして、’office’だけが特定の場所(人々が働く建物)を表していますから、これが一番の選択肢です。この質問には“My office is in central London”と答えることができます。

それではここで、もう一度重要な点を復習しましょう。

‘Job’ – for the one specific type of work you do for money.
‘Work’ – for more general comments about the activities you do in your job or to make money in general.
‘Office’ – the building where you work.

今度はあなたに質問させてください。What’s your job and how do you get to work? 下のコメント欄から教えてくださいね!