役立つスラング6選


英語を話した時、堅苦しく古いくさい言い方だと言われたことがありますか?英語は日々変化していて、絶えず新しい単語が生まれ、古い単語が新しい意味で使われています。よりリラックスした自然な表現を身に付けたいのなら、最新の単語や表現に敏感になりましょう。以下は、世界共通の英語表現です。

最もよく使われているスラングに**「cool」があります。1950年代より人気のある言葉で、今でも世界中で使われています。通常、良い物事や人を形容する際に用います。例えば、良い映画を観たら、その映画が「cool」だったと言うし、友達を褒める場合は「cool person」と言います。但し、「How are you?」と聞かれて「I’m cool」**と答えた場合は、「I’m good」という意味ではありません。幸せで落ち着いた気分、またはリラックスしている状態を指します。

リラックスしていることを伝える場合は、句動詞**「chill out」を使ったり、これを動名詞にして「chilling」と言ったりします。実際の会話では「g」の音が消えて、「chillin」のように聞こえます。これは、特に何もしていないけれど、楽しく過ごしているという意味で、例えば「I spent Friday night chilling with my friends.」などと言います。「cool」**と非常に似た表現で、満足しリラックスしている気持ちを表します。

相手が自分の話を深く理解しているかを確かめる場合は、**「Do you feel me?」と尋ねます。「Do you understand what I’m telling you?」という意味で、より個人的な感情を理解しているかを尋ねる場合にのみ使います。それに対する丁寧な答え方は「Yeah, I feel you.」**です。何か心に強く思っている物事について話し合う際に使います。

お友達がやって来て、起こったばかりの悪い出来事を話したら、**「That’s messed up.」と言って、同情の気持ちを表しましょう。これは、それが理不尽な状況であることに同意するという意味です。理解を示したら、「How are you holding up?」**と、その状況に対してどう対処しているかを尋ねてください。

友達や知り合いにあいさつする時は「hello」や「goodbye」と言いますよね?これに一工夫加えることもできます。例えば、アメリカでは、hello やgoodbyeのスペイン語**「Hola」「Adios」であいさつするのが人気です。また、親しい人には、「Yo」と言ってから、「What’s up?」と調子を尋ねることもできます。そして、別れの際は、「I’ll catch you later」**と、またすぐに会うことを伝えます。

スラングを使うと、よりリラックスして聞こえるかもしれませんが、正しい状況で用いるように気をつけなければなりません。上司に向かって「Yo!」と言ったり、10代の若者が使うような表現を年配の人が使ったりするのは、ふさわしくありません。スラングを学んでいるのなら、ネイティブスピーカー全員が理解できるような一般的な表現を選びましょう。よくわからない場合は、ネイティブスピーカーに聞いたり、オンライン辞書で調べたりして、正しく使うようにしてください。とはいえ、最も大切なのは、英語ならではの面白く興味深い表現をすべて楽しく学ぶことです。